途方に暮れるってどんな意味?「途方」って何?中国語・英語では?使い方や類語もチェック!

芥川龍之介の有名な小説に「羅生門」というのがあります。
内容は、ここでは割愛しますが、その中に出てくる一文に使われている慣用句に
「途方に暮れていた」と書かれています。
これは、「途方に暮れる」(とほうにくれる)の変形ですね。

この「途方に暮れる」というのは、よく使われる慣用句ではありますが、
細かく紐解いてみると、「途方」って何だろう。
とか
途方」って方角を指した言葉なのか、
イマイチはっきりしません。

先生にあてられて、途方に暮れるってどんな言葉なんだ
と聞かれると、困ってしまいますね。

この状態も途方に暮れるっていうでしょうか・・・。

というわけで今回は、昔歌にも出てきていた
途方に暮れる」を調べてみました。

まずは、どんな意味なのか見ていきましょう。

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意味

この「途方に暮れる」の意味は次のようになります。

  • 方法や手段が尽きて、どうしてよいかわからなくなってしまう。
  • 方法がなくてどうしようもない。どうしたらよいか手段が思いつかず迷うこと。
  • 途方を失うとも言います。

    そうだったのですね。 

    途方って結局どんなことを言うのかは、まだわかりませんね。

    この 「途方」は、どんな意味を持っているのかというと、

  • 手だて・方法
  • 向かう方向
  • 道理・すじみち
  • という意味を持っています。

    「暮れる」には、日が暮れるという意味以外にも、次のような意味があります。

  • すじみちが立たず困ってしまう。
  • とか

  • 思いまどう。
  • この二つが重なり、

  • 手だてや方法が思いつかず、どうしようもない。
  • とか

  • 手だてや方法が尽きて、もう思いつかなくて困り果てている状態。
  • となりました。

    途方はどちらかというと手段や方法を表す言葉として使われているんですね。

    よくわかりました。

    その事を踏まえて使い方を例文などで、みていきましょう。

    使い方

    途方に暮れる」の使い方は次のようになります。

    その話しぶりを聞いてゐると、左門はただ途方に暮れるばかりであつた。 左門は詮方なく前田医師に別れをつげた。 坂口安吾『吹雪物語』より引用

    彼はどこにいても若干の居心地悪さと、どこか無垢な図々しさを醸し出す。 日向にいても闇にいても濃い陰影の落ちる横顔に、私は途方に暮れる。 できるだけ血の味がするようにと祈りながら、ウォッカとトマトジュースのカクテルを頼んだ。 岩井志麻子『楽園(ラック・ヴィエン)』より引用

    日常で使うと次のようになります。

  • 鍵をどこかで落として部屋に入れず途方に暮れる
  • 彼女の問いに答えが解らず途方に暮れる
  • 先程の「途方」が方法や手立てという意味を踏まえた使い方をするといいでしょう。
    後は、道理という意味合いがある事を踏まえて使うのもありですね。

    では次に、よく似た類語を見ていきましょう。

    類語

    窮地に陥る(きゅうちにおちいる)

    とか

    暗中模索(あんちゅうもさく)

    が当てはまります。

    これらは、方法が見つからず困っているさまを表す言葉ですね。

    なるほどぉ!
    次に英語や中国語で似たような表現はあるのでしょうか。

    英語・中国語

    英語

    途方に暮れるを英語で言うと

  • be bewildered
  • to be at a loss
  • 等があります。

    中国語では次のようになります。

    中国語
    进退维谷(jìn tuì wéi gǔ)

    山穷水尽(shān qióng shuǐ jìn)

    という表現になります。

    どの言葉にも、迷うとか方法が尽きるという意味を持っていますね。

    よくわかりました。
    簡単にまとめていきましょう。

    まとめ

    今回は、「途方に暮れる」を調べてみました。

    途方には方法や手立て又は道理という言葉の意味を持っていて
    暮れると合わさった意味を持つ言葉になりました。

    使い方や例文も見ていきました。

    英語や中国語でも似た表現は多くある事も解りました。

    社会に出ると、色々と途方に暮れることも多いとは思います。
    私も時々そんな時に、出くわします。
    でもその時その時を一所懸命に生きていくことで道が開けることも多いです。

    一所懸命はこちら

    最後までご覧いただきありがとうございました。

    これからもよろしくお願いします。

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