「一生懸命」と「一所懸命」どっちが正しい?違いはどこ?意味・類語・英語もチェック!

よく議論が起きる言葉の違いに

一生懸命」(いっしょうけんめい)

一所懸命」(いっしょけんめい)

があげられます。

本当に皆さん明確に答えられますか
私もちょっと怪しいです。

なんとなくどっちも頑張っているようなイメージはありますが
どう頑張っているのか
違いがイマイチつかめません。
悪戦苦闘も頑張っているイメージがありますが、
違うような気はします。

正しい意味だけでなく使い方まで聞かれると

どっちかが間違っているんじゃないの?

とか

使い分けなんてあるの?

なんて頭の中は
(。´・ω・)?
こんな感じです。

というわけで、「一生懸命」と「一所懸命」の違いを調べてきました。

違いだけでなく、「一生懸命」の意味と「一所懸命」の意味類語
英語ではどう表現するのかもいつものように調べてきました。

よろしくお願いします!

ではまず「一生懸命」と「一所懸命」の意味について
見ていきましょう。

スポンサーリンク

「一生懸命」の意味と「一所懸命」の意味

「一生懸命」の意味

一生懸命」の意味は、次の通りになります。

  • 命がけで事に当たるさま。又はその行動自体を言う。
  • 引くに引けないせっぱ詰まった場合。瀬戸際。
  • となります。

    では、一所懸命はどうでしょうか。

    一所懸命の意味

    次に「一所懸命」の意味は、次の通りになります。

  • 中世に、1か所の領地を命をかけて生活の頼みにしたこと。また、その領地を言う。
  • 命がけで物事をすること。また、そのさま
  • となります。

    こうやってみると、「一生懸命」と「一所懸命」のどちらにも命がけで事に当たる様子はうかがえますが、
    元々どうやら「一所懸命」には、領地を守って生活の糧にしていたという意味があり、
    に違いの一端がうかがえます。

    実際辞書を調べていくと「一生懸命」には、「一所懸命」から出た言葉とあり、
    一所懸命から派生した言葉であることがうかがえます。
    なるほど!!
    元々は一所懸命しかなかったのですね!!

    実は調べていくと次の事が解りました。

    後々になって、「一所懸命」の「命がけで物事をするさま」という意味が残っていった事と、
    「一所」(いっしょ)と「一生」(いっしょう)を勘違いした事から
    「一生懸命」っていう表現に変化したと言われています。

    ですので、どちらの表現も間違いではないことが解ります。

    又、一生懸命(いっしょうけんめい)と発音しても
    一所懸命から間違えられて派生した後なので
    発音も(いっしょうけんめい)でOKです。

    一所懸命には領地を守るという意味もある事から考えると
    逆に、元々の意味が少し薄れているともいえます。

    なので、正否を問う事も少しかけ離れているとする人もいます。

    では、使い方を見ていきましょう。

    それは勿論あっと言う間に大砲に跨った水兵の姿をさらってしまうのに足るものだった。
    海の中に落ちた水兵は一生懸命に片手を挙げ、何かおお声に叫んでいた。
    ブイは水兵たちの罵る声と一しょに海の上へ飛んで行った。
    芥川竜之介『三つの窓』より引用

    庭では二人の少年が未だ組んだり離れたりして一生懸命になっていた。
    光長はその二人がいっしょになったところを見るといきなり矢を放った。
    田中貢太郎『庭の怪』より

    日常では、次のように使います。

  • 次の試合に向けて一生懸命に練習した。
  • とか

  • 昨日は試験勉強に一生懸命になって夜中の二時まで起きていた。
  • とかになります。

    命がけとか必死に何かをするというイメージで使うといいでしょう。

    悪戦苦闘では、
    苦しい中での努力なので、環境に対しての言葉となるので
    そのあたりが違いますね。
     
    では次に類語等はどうなんでしょうか。

    類語・英訳

    類語
  • 一心不乱(いっしんふらん)
  • これは、他のことに目もくれずに、一つの事に集中する

    という意味になります。

  • 一意専心(いちいせんしん)
  • これも、わき目を振らずに、そのことだけに集中する事

    となります。

    どちらも、一つの事に集中するという意味があります。

    意味は、必死という意味はありませんが、
    一つに集中するという所では、
    元々の一所懸命に近い言葉になりますね。

    では英語にはよく似た表現はあるのでしょうか。

    英訳

    英語では

    very hard

    が簡単でよいと思います。

    必死になってという意味を持つ単語としては

  • desperately
  • も挙げられます。

    いかがでしょうか。

    今回は、一生懸命と一所懸命の違いについて
    書いてみました。

    それでは、簡単にまとめてみましょう。

    まとめ

    一生懸命と一所懸命は一所懸命がもともと同じ言葉であるという事が解りました。

    間違えやすいために、正解はどうなの?という議論もありますが
    今は、どちらも正しい言葉という事でした。

    一つの領地を命がけで守るという意味のうち
    命がけという部分のみが、一生懸命に移っていったという事が解りました。

    例文で使い方を見ていきましたが
    命がけとか必死に何かをするという場面で使う事が解りましたね。

    類語も一つの事に集中するという類語がある事が解りました。
    英語の二つの表現を見ていきましたね。

    一生懸命に何かをするのは、非常に大事なことです。
    ただ一所懸命になりすぎて凝り固まらないように
    きちんと回りも見える人間になりたいものです。

    最後までご覧いただきありがとうございました。

    スポンサーリンク

    シェアする

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    フォローする