一日千秋ってどんな思い?正しい読み方は?意味・由来・類語もチェックしました!

この間友人との待ち合わせに遅れてしまいました。
(スミマセン…)

その時に、

一日千秋いちにちせんしゅう)の思いで、待っていたよ。」

と言われました。

( ,,`・ω・´)ンンン?

読み方間違ってない??

あれ?

一日千秋いちじつせんしゅう

って教わったけれど・・・。

どっちが正解なんだろう。
もしかしてどっちも間違いでしょうか。

一日千秋の思い」って言葉もありますが、
どんな意味なんでしょうか。

何故「一日」なんでしょうか。

」ではだめでしょうか。

色々と疑問が膨れ上がります。

というわけで、読み方意味の他にも色々調べました。
今回はまず、読み方についてみていきましょう!

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読み方

一日千秋は辞典で調べると、次のようになります。

いちにちせんしゅう・いちじつせんしゅう

引用:実用日本語表現辞典

という事は、どっちでも正解って事ですか!

なるほどぉ!!

違うと思っていました。
あの時の自分、友に謝れ!!って感じですね。

では、意味を見ていきましょう。

意味

一日千秋の意味は、次のようになります。

非常に待ち遠しいことの例え。
ある物事や、人が早く来てほしいと願う情が非常に強いこと。

を言います。

元々の言葉は、一日三秋という言葉で、

これは、相手に対する情愛の念が非常に強い事のたとえ

を表します。

この言葉を強調した言葉が、一日千秋になります。

待ち遠しくて待ち遠しくて
会いたくて会いたくてたまらない!!

といった感情を表した言葉が一日千秋になります。

では次に何故なのか見てみましょう。

秋の意味

秋には、秋という訓読み以外に、ときという
意味
も、持ち合わせています。

秋という字を分解すると、
部首の「」は、を表していて
」は収穫を表しています。

なので、

稲の収穫で一年のサイクルが秋に実る

という事から、一年を表した漢字になりました。

其処から、とかではなくという字があてられています。

次は、先程元の言葉も出ましたので、
由来を見ていきましょう。

由来

一日千秋の元の言葉は、一日三秋です。

という事は先ほどお伝えしてましたが、

元々の一日三秋は、詩経の「王風・采葛」
という文章に出てきます。

書き下ろしは次のようになります。

彼(か)の葛(カツ)を采(と)らん
一日(イチジツ)見(あ)わざれば 三月(サンゲツ)の如(ごと)し
彼の蕭(ショウ)を采らん
一日見わざれば 三秋(サンシュウ)の如し
彼の艾(ガイ)を采らん 
一日見わざれば 三歳(サンサイ)の如し

訳すると次のようになります。

あそこの葛(くず)を採ってきます(という事にかこつけて)
(出かけてみたが、好きなあの人はいない)
一日会えないだけで、まるで三カ月のように感じます。

あそこの蕭(かわらよもぎ)を採ってきます(という事にかこつけて)
(出かけてみたが、好きなあの人はいない)
一日会えないだけで、まるで秋を三度重ねたように感じます。

 あそこの艾(よもぎ)を採ってきます(という事にかこつけて)
(出かけてみたが、好きなあの人はいない)
一日会えないだけで、まるで三回秋を重ねて三年もたったように感じます。

草摘みをする乙女たちが、恋する気持ちをうたったものです。

その思いの三秋がいつの間にか強調されて
千秋になりました。

ロマンチックな詩ですね。

何か漢詩というと哲学や戦争の中からのものばかりと思ってました。
こんな詩もあったんですね。
驚きました!!

では由来も踏まえたところで使い方を見ていきましょう。

使い方

こんな状態にある時は、援軍がくるのを一日千秋の思いで待ちつづける。 だが、孤立無援の百合川にとっては、援軍は求めても得られないものであり、ただ熱に浮かされて悶えているしかなく。 MASKMAN『ボヘミアンガラス・ストリート』より引用

六月八日の終日、ある知らせを一日千秋の思いで姫路城で秀吉は待っていた。 それは池田、中川、高山勢らの寄騎の合否であった。 茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実-』より引用

日常では、以下のように使います。

  • 夕方に、親が迎えに来るのを、一日千秋の思いで幼い僕は待っていた
  • 君と旅行に行くこの休日を一日千秋の思いで待っていたよ。
  • というように使います。

    ポイントは、何かを待ち遠しいとか待ちわびている感情を強める言葉なので
    そんな待ちの状態の時に使うとよいでしょう。

    では、類語や英訳も見ていきましょう。

    類語・英訳

    類語
  • 一刻千秋(いっこくせんしゅう)
  • 三秋の思い(さんしゅうのおもい)
  • 十年一日(じゅうねんいちじつ)
  • になります。
    英訳ではいかがでしょう。

    英訳

    英訳では、次のようになります。

  • Time drags on.
  • (waiting) impatiently
  • (spending) many a weary day
  • どれも、待つのがつらいとか待ちくたびれたという意味です。

    今回は、一日千秋について見ていきました。
    簡単に、まとめていきましょう。

    まとめ

    一日千秋について今回は、見ていきました。
    読み方は、「いちじつせんしゅう」でも「いちにちせんしゅう」でもいい事が解りました。

    意味も何かを待ち遠しい状態を表し、又何故という字があてられているのか
    見ていきました。

    由来もロマンチックな話であったことも分かりましたね。

    使い方や類語なども見ていきました。

    英語もやはり待ち遠しいという意味の言葉がありました。

    今回の一日千秋もいろんな深い思いがある言葉でした。

    でも、こんな一日千秋の思いを持って単身赴任が終わる日を待っている私でありました。

    最後までありがとうございました。

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