「玉石混淆」と「玉石混交」?正しい漢字はどっち?意味・使い方もチェック!!

玉石混淆(ぎょくせきこんこう)って4字熟語を見たことありませんか?

でもどんな意味なのかわからないと感じたことありませんか?

この4字熟語こそ実は、玉石混淆状態で、ネットで調べると

珠玉混合」(しゅぎょくこんごう)とか「玉石混合」(ぎょくせきこんごう)とかも出てきます。

又、「玉石混交」とも書かれていて「よ~わからん!!」って感じになりませんか?

というわけで、玉石混淆について意味正しい漢字など色々調べてきましたよ!!

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意味

何から書こうか迷いましたが、先ずは玉石混淆の正しい意味から見ていった方が後々
解りやすいかと思いましたので、玉石混淆の正しい意味から書いていきます。

玉石混淆とは、次のような意味になります。

すぐれたものと劣ったものが区別なく色々ごちゃ混ぜに入り混じっていることの例えを言います。これは、「玉」が宝玉とか宝石を意味していて、「石」は文字通り普通の石ころを意味しています。
それから転じて、「良質なもの」と「悪質なもの」とか
「賢者」と「愚者」などのたとえになります。
又「混淆」はいろいろなものが入り混じることを表します。

「淆」は「交」とも書きます。

この「淆」という漢字は、元々異なるものが交差して入り混じるという意味があります。
ただ、この「」という漢字は、常用漢字にないものですから、
その代用字として、同じような意味を持つ「」という字が使われるようになりました。

なので、「玉石混淆」でも「玉石混交」でも同じ意味になります。

では最初に書いた「玉石混合」とか「珠玉混合」とは、果たして同じ意味を持っているのでしょうか?

玉石混合について

玉石混合とは、実は明らかな間違いなんです!!
混合とは調べると、異質なものを混ぜ合わせて均一な性質なものを作る意味があります。
なので次のように考えると近いです。

  • 混淆は、玉も石も形が残っているイメージ
  • 混合は、玉も石も形がなくて混ざり合って砂のようになってしまったイメージ
  • わかりましたでしょうか。

    次に、珠玉混合についてみていきましょう。

    珠玉混合について

    珠玉混合も、別の意味になります。

    実は、「珠玉」と「玉石混淆」をいつの間にか混合してしまったものになります。

    本来「珠玉」とは真珠と宝石を意味し、優れて美しいものを意味することばになり、
    珠も玉も両方とも優れて美しいものを表しています。
    「玉石」とは先ほども書いた通り価値のあるものと無価値のものを表しています。

    これは、両方とも優れているものが混じっているので、違う意味になりますね。

    間違いやすい言葉でもあるので、日常では、注意する必要がありますね。
    では、この玉石混淆の言葉の由来はどうなっていたのでしょうか。
    次に由来を簡単に見ていきましょう。

    由来

    玉石混交の由来は、中国の『抱朴子・尚博』という文献に
    「真意眞僞倒し、玉石混淆す(本物と偽者を取り違え、玉と石を一緒くたにする)」
    とある事に基づきます。

    では使い方を見ていきましょう。

    使い方

    どのように使われているか見ていきましょう。

    革命グループとはいっても、彼の眼からみると、おれたちはまったく玉石混淆ぎよくせきこんこうだった。 まるで確たる目的もなく移動する牛の大群とも見えたろう。
    辻邦生『北の岬』より引用

    こそこそと人を集めたのでは、すぐに怪しまれるが、これならどこからも文句は来まい。 集まるのは玉石混淆だろうが、その中に尊皇攘夷の人間は必ずいる。
    藤沢周平『回天の門』より引用

    日常で使うなら、次のような使い方が出来ます。

  • あのチームは、あちこちのクラブからの寄せ集めで、正に玉石混淆なチームになってしまっている。
  • とか

  • 彼の作品は、出来栄えにムラがあり、玉石混淆なので注意が必要だ!!
  • という使い方になります。

    では、類語はあるのでしょうか。簡単に由来なども見ていきましょう。

    類語・英訳

    類語

    類語としては、次のようなものがあります。

  • 玉石同架
  • この玉石同架は、(ぎょくせきどうか)と読み、玉石混淆と同じ意味になります。

  • 魚目珠に混ず
  • これと同じ意味には魚目混珠という4字熟語もあります。
    これは、珠のような美しいものの中に魚の目(さかなのめ)が混じっているたとえです。
    英語では、いかがでしょうか。

    英訳

    英訳すると、次のようになります。

  • mixture of the good and bad
  • a jumble of wheat and tares
  • いかがでしょうか。
    今回は間違いやすい言葉に、フォーカスしてみたので、其処の大きくスペースを割きました。
    では簡単にまとめてみましょう。

    まとめ

    今回はいつもより少しボリュームが多くなってしまいました。

    まずは、意味を見ていきました。
    良いもの・悪いものが混じっている状態であることの例えだという事を見ていきました。

    次に、玉石混合や珠玉混合は、違いますよってことを見てきましたね。
    くれぐれも日常で間違わないでくださいね。

    由来は、『抱朴子・尚博』という文献にある事と、使い方・類語・英訳などみていきました。

    日常生活では、何時でも玉石混淆の中から色んなものを選ぶ作業が多く、
    自分の目や経験・知識が頼りなことも多いです。

    正にさらに研鑽を積んで正しい選択ができるようなりたいものです。

    今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

     

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