「世知辛い」せちがない? 正しい読み方は?意味・使い方は?類語・英訳は知ってますか?

最近とあるTVをぼんやり見ていたらニュースで、コメンテーターが「本当に世知辛い世の中ですね」なんて言ってました。

TVでは、言葉を聞きますが、漢字にすると、ネットでは違う読み方違う言葉が見つかりまっす!!

関西人の私には、なんか漫才のボケですか?なんて感じてしまいましたが、

調べてみたろうやないか!!!

と思い、正しい読み方やいつもの意味、類語・英訳も調べましたので、
一緒に見てみましょう。

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読み方

世知辛いは、「せちがらい」と読みます。

世知は、「せち」と読みます。

辛いが、「がらい」と読みますが、この漢字が他の読み方の「つらい」

と読むことがあるので、「せちつらい」と読む方もおられるようです。

他には、「せちがない」がネットでは見つかりますが、

これらは間違いですので注意してくださいね。

試験でも、書いちゃダメっすよ!!

では、次に読み方が解ったところで、意味を見ていきましょう。
 

意味

世知辛いの正しい意味は、次のようになります。

  • 暮らしにくい・世渡りが難しい
  • せこい・金銭的に細かくてケチだ・勘定高くて抜け目がない。
  • 「世知辛い」とは、

    世知」と「辛い」に分かれますが、

    世知には、仏教用語で世俗の知恵という意味があります。

    言い換えると世渡りの知恵とか、世渡りの才能ともいえます。

    後は、勘定高いとかせこいという意味もあります。

    次に、辛いは単純に〇〇がつらい(しんどい・苦痛である)という意味ではなく

    この世知辛いでは世知を強めるための言葉です。

    そこで、この世知辛いでは、

    勘定高くて抜け目がないとか計算高いというのが本来の意味となり、

    そんな抜け目がない人が多くて暮らしにくいとか世渡りが難しい

    という派生した意味を持つようになりました。

    元々は、抜け目がないの方が、本来の意味だったのですね〜。

    では次に色々な使い方を見ていきましょう。

    使い方

    では、世知辛いの使い方を、次にいろいろ見ていきましょう。

    多田吉蔵の病室の中は、重苦しい空気に満ちていた。 多田吉蔵とて、伊達にこの世知辛い世の中を長く生きてきたわけではなかった。 多少のことでは、動じない。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第08巻』より引用

    藩札も丸損になると、いきなり世知辛いことを言う。宮部みゆき『孤宿の人 (下)』より引用

    日常の会話では、次のように使います。

  • あいつのような世知辛い男に慈善事業など頭にあるはずもない。
  • とか

  • ちょっと批判的な記事を書くだけで、こんなにもネットでたたかれるなんて世知辛い世の中になったもんだ。
  • というように使うのがいいですね。

    世知辛いとは、世知辛い〇〇という風に次に名詞を合わせて使います。

    では類語としては、どんな言葉があるのでしょうか。

    類語

    世知辛いの類語としては、

    こす辛い(こすからい)(狡からい) という言葉があります。

    こすっからいとも、読んだりしますが、同じ意味で、

    この言葉の意味は、ケチでずるいという意味になります。

    同じように計算高いともいえる、算盤ずくという言葉も類語になります。

    英語では、同じような意味の言葉ってあるのでしょうか。

    英訳

    英語では、
    hard
    とか
    tough
    という単語になります。

    この後ろに名詞をつなげてhard times
    世知辛い世の中
    という風に使います。

    言葉の雰囲気も生きるのがつらそうに感じます。

    さて今回はいつもとちょっと変えて「世知辛い」という言葉を調べてみました。

    ここで、今日の調べてきたことを整理してまとめていきましょう。

    まとめ

    今日は、世知辛いという言葉を調べていきました。

    読み方は、「せちつらい」ではなく、せちがらいでしたね。

    ネット上ではせちがないと勘違いされているかたもおられたようでした。

    意味は、暮らしにくいよりも、計算高いとか、抜け目がないという意味が元々だったことと
    由来には、仏教用語から来ていることを解りましたね。

    世知辛いの使い方には 
    世知辛いの次には名詞が来て合わせて使う事が解りました。

    類語には、こすからい等がありましたね。

    英訳も見てみました。

    最近、この世知辛いという単語をTVのニュースでよく聞くというのは、あまり良いニュースがないともいえます。

    もうちょっと、豊かに生きられないものでしょうか。

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